身体にたまる感情

この前、女性の患者さんが来らました。
まだ身体を診察する前から、身体から怒りを発しているのがわかります。

「…なにか怒ってます?」と聞くと、「バレました?」と言いました。
こちらの患者さんとは長い間柄ということもあり、私が感じたことをそのままお伝えすることが多いです。

聞くと、一週間前に相当腹が立つことがあったそうで、本人としては、もう自分の中で終わらせたことだったそう。
頭の中では終わらせたことでも、身体はまだ怒っている。よく見ると胸にその反応が集中しているようで、胸の裏側の背中を触るとガチガチに硬くなっていました。
胸の中に溜まっていた想いを誰にも吐き出せなかったようで、「ここで話せてよかった。楽になった」と言って帰られました。
何か心にひっかかったものがあったら、吐き出すか書き出すか何かしらで出さないと、それは未消化物として身体に残り続けると思います。
それが、重なっていくと病につながっていくこともあるので、感情は馬鹿にできません。
「七情の内傷なければ、六淫の外邪犯さず」
感情の乱れから外邪は入ってくるということです。

東洋医学では、感情は七つあると言われます。
「怒 喜 思 憂 悲 恐 驚」

これは私の見解ですが、「怒」というのは、外にいくベクトルの力を持っていて、身体の内側から外にでたい、だしたいのではないかなと思います。
それがだせるといいのかもしれませんが、生活していくうえで出しまくるわけにもいきません。そしてぐっと抑える。堪える。
そのやり場のない感情が胸にたまっていきます。

大声を出したり、カラオケでうたったりして、胸をひらくと気が動きだし胸のつかえがとれることもあります。

その昔、私は、夫と喧嘩したときは枕に顔をうずめて「×△〇☆~!!!」と叫んだこともあったようななかったような。
今じゃ、枕にうずめる可愛らしさはなくなり、直接言っちゃうので別の意味で注意が必要です(笑)

ちなみに、私が感じる怒りの邪気というのは、例えていうならば「スーパーサイヤ人」
周りにシュンシュン炎のようなものをまとっている感じがします。それだけ怒りのエネルギーって強いです。

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